Cinnamon Ratingは、譜面の難易度推定とユーザーの実力の可視化を行います。
発狂BMS難易度表やOverjoy難易度表に加え、SatelliteやStellaといったメジャーな難易度表をカバーし、モチベーションアップに繋げることができます。
レーティングの計算では、Cinnamon AnalysisによってCinnamonに登録されたユーザーのスコア情報を参照し、イロレーティング形式でユーザーの実力を数値化します。
算出されたユーザーの実力から、それぞれの譜面をそれぞれのゲージ(EX-HARDを除く)でクリアする確率が50%となるレーティングを求め、これを譜面のレーティングとしています。
注意: レーティングの算出方法は予告無しに変更する場合があります。
後日、詳しい推定手法を解説した記事を公開予定です。
現時点ではSP(7K)にのみ対応しています。
レーティングの算出には以下の難易度表に登載されている譜面のスコアを用いており、これらの難易度表に登載されていない譜面のスコアは参照されていません。
譜面のレーティングとは、その譜面の難易度を数値化したものです。
譜面にはそれぞれEASYからFULLCOMBOまでのランプに対応したレーティングが存在します(EX-HARDを除く)。
例: EASYのレーティングが1200.00の譜面は、レーティングが1200.00のユーザーが50%の確率でイージークリアできます。
ユーザーのレーティング(後述)と混同する可能性があるので、譜面のレーティングをサイト内で推定難易度と言い換えている場合があります。
ユーザーのレーティングとは、そのユーザーの実力を数値化したものです。
例: レーティングが1200.00のユーザーは、同じモードでEASYのレーティングが1200.00の譜面を50%の確率でイージークリアできます。
Cinnamon Ratingでは、ユーザーのレーティングによって対応した色がつきます。
ユーザーのレーティングはマイページやユーザーページで見ることができます。
| レーティング | タグ | 対応するカラー |
|---|---|---|
| 2100-... | ??? | ??? |
| 2000-2099 | コーラル | |
| 1900-1999 | マゼンタ | |
| 1800-1899 | パープル | |
| 1700-1799 | インディゴ | |
| 1600-1699 | ブルー | |
| 1500-1599 | スカイ | |
| 1400-1499 | エメラルド | |
| 1300-1399 | グリーン | |
| 1200-1299 | ライム | |
| 1100-1199 | オレンジ | |
| 1000-1099 | ブラウン | |
| -999 | ホワイト |
Q. レーティングを上げるにはどうすればいいですか？
A. 詳しい推定手法については後日公開します！
簡潔にまとめると「高難易度のランプをつける」「低難易度のイージーランプを減らす」がレーティングを上げる主な要因です。また、同じような実力のユーザー間でレーティングに差が生まれる原因は、低難易度のクリアランプの数にあることが多いです。言い換えれば「他のユーザーに対するランプの勝ち数」を増やすことでレーティングを上げられるということです。ですが、レーティングを上げることにこだわりすぎず、ただ地力を上げることに専念すれば、自ずとレーティングは上がっていきます。適度に参考にしていただければと思います！
Q. FAILEDランプをつけることでレーティングが下がることはありますか？
A. いいえ！イージー特攻をすることにネガティブな側面を持たせないために、FAILEDランプをつけることでレーティングが下がる仕様には(現在の推定手法では)していません。一方で、この推定手法のデメリットとして「EASYランプをつけてもあまりレーティングが上がらない」という点があります。ですが、FAILEDランプよりEASYランプのほうがプレイヤーの実力を高い精度で推定できるため、このような仕様にしています。(つまり「FDFDにFAILEDランプがついている」という情報は、そのユーザーがどのぐらいの実力であるか分かりづらい一方で、「FDFDにEASYランプがついている」場合、「少なくともFDFDをEASYクリアできる実力がある」と言えるということです。)
Q. LR2のスコアデータもレーティングの計算に使用されていますか？
A. はい。Cinnamonはbeatorajaだけでなく、LR2orajaのような非公式ビルドによるスコアの保存にも対応しているため、LR2のスコアデータを弾くような処理は行っていません。
Q. 複数のスコアが登録されている場合、どのスコアがレーティングの計算に使われますか？
A. 「LR2とbeatorajaの両方で同じ譜面をプレイしている」「LNモードとCNモードで同じ譜面をプレイしている」といった理由から、同じ譜面に複数のスコアが登録されている場合、最も良いクリアランプがレーティングの計算に使われます！
Q. 自分のレーティングはもっと高い(もっと低い)と思います！
A. フルコンボのランプはレーティングが高めに測定されます。一方で、HARDクリアできるはずの(主に低難易度の)譜面をEASYランプのまま放置していると、ユーザーのレーティングは低く計算されます。また、レーティングが極端に高い(低い)プレイヤーに関しては、ユーザーの増加によって大幅にレーティングが下がる(上がる)可能性があります。
(2022/09/03 追記: 想定以上にフルコンボのレーティングが高くなっている問題を確認しています。近日中に修正予定です！)
Q. レーティングが記載されていない譜面があります。なぜですか？
A. プレイ人数が少なすぎる、クリア率が高すぎる、クリア率が低すぎるといった理由でレーティングが算出されない譜面があります。また、EASYクリアの難易度は推定できても、HARDクリアの難易度は推定できないといったことがあります(たとえばFREEDOM DiVE [FOUR DIMENSIONS]など)。登録されたスコアデータが多くなるほど、推定できる譜面の数や精度が上がっていきます。ぜひCinnamonを周りのBMSユーザーさんに布教してください！
Q. 推定難易度が記載されていない譜面をクリアしても、ユーザーのレーティングは変動しないのですか？
A. 変動します！対象の難易度表に登載されている譜面であれば、推定難易度の有無に関わらず、ユーザー同士のクリアランプの対戦に使われます。例外として、登載から日の浅い譜面は対戦に使われない場合があります。
Q. この譜面の推定難易度はもっと高い(もっと低い)と思います！
A. レーティングが算出されない譜面と同様の理由で、プレイ人数が少ない譜面やクリア率が極端な譜面は実際の難易度と異なる推定結果になる場合があります。特にStellaのst2以上、Overjoyの★★1以上については、今後の再計算によって大幅に推定難易度が変わる可能性があります。
Q. 譜面にEX-HARDの推定難易度が存在しないのはなぜですか？
A. LR2でプレイしているユーザーとのレーティングの整合性を取るためです。EX-HARDはLR2に対応するゲージやランプが存在しないため、EX-HARDランプを「HARDより強いランプ」と定義してしまうと、同じ実力であってもbeatorajaユーザーのほうがレーティングが高く・LR2ユーザーのほうがレーティングが低く計算されてしまいます。このような理由から、Cinnamon RatingではEX-HARDクリアをHARDクリアと同一のランプとして扱っています。